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知事と町村長との意見交換会
2017年06月13日
平成29年6月9日(金)
岐阜県町村会は、平成29年6月9日(金)に加茂郡坂祝町の「総合福祉会館サンライフさかほぎ」において、知事と町村長との意見交換会を開催しました。。
古田知事から「岐阜県では人づくりを大きなテーマとしており、あらゆる分野あらゆる団体等に賛同いただけるような総合的対策として最大限の施策を用意しているので、意見要望をいただきたい。また、県では消防団員を増やすための支援を行っているが、この3年間で550人も増加となった。移住定住については、移住者が年々増えており、昨年度は東京圏、関西圏からの岐阜県への移住者が1,310人と過去最大であった。若い世代に岐阜県の魅力が理解されているのではないか。」等のあいさつがありました。
町村長からは「国民健康保険の関係で、近年高額医療の方が増え基金を圧迫している。また、社会保険が高額所得者を引き抜いてしまう状況にあり、保険料の按分率、平準化について県の考えをご教授願いたい。」「東海環状自動車道沿線の新たな工場用地について、農政の規制がまだ厳しい部分がある。改善を働きかけていただきたい。」「総務省と林野庁において検討されている森林保全の安定財源とする新税については、37府県が独自に課税している森林環境税等と異なるように感じるので、知事会でそのあり方について強く訴えていただきたい。」といった意見が出され、それに対し古田知事から「平成27年度から低所得者対策のために1,700億円の財政支援を行っており、一定の効果があると認識している。また保険料の料率は各市町村が納得できるよう決めていく。」「森林環境税については、目的が同様であると二重課税になる。各県で行っている森林環境税でカバーできることは国は行わない、カバーできない部分且つ市町村にしかできないことをやる。」といった回答がありました。
また、河合商工労働部長から、岐阜県成長・雇用戦略2017について、桂川県民文化局長から県民文化局の新設について、市川危機管理部長から大規模災害に備えた地域防災力の強化について、森岡健康福祉部長から国民健康保険制度改革への対応について説明がありました。