政務情報
知事と町村長との意見交換会
2015年06月23日
平成27年6月11日(木)
岐阜県町村会は、平成27年6月11日(木)、七宗町神渕公民館において、知事と町村長との意見交換会を開催しました。
古田知事から、「現在行われている花フェスタに様々なかたちで市町村に協力していただいており、非常に感謝している。10月に行われる全国育樹祭についても、各市町村に協力いただきながら岐阜県の魅力アップにつなげていきたい。」等のあいさつがありました。
町村長からは「若い世代の人口流出を防ぐためにも、働く場所の提供が必要になってくるが、企業を誘致したくても活用できる土地が農振地域のみになってきている。県においても企業誘致がスムーズにできるよう協力をお願いしたい。」、「障がいがある児童が増えてきているが、町単独で支援員を配置することで対応しており、これ以上教員を削減することは難しいので、国に対し働きかけてもらいたい。また、地元の学校に通うのがよいのか、特別支援学校に通うのがよいのか、教育委員会でその役割分担について議論いただきたい。」「森林の将来を考える中で、公共施設の木造化等についても考えていただきたい。」といった意見が出され、それに対し古田知事から「人口減少が具体的になってきた現状であるが、すべての市町村が一定レベルで長期的な行政政策をやっていくことは困難である。市町村、県が連携してお互い補完しながらから、地方創生に取り組んでいく必要がある。」、「県としては、受け皿として特別支援学校の整備は進んでいると考える。現状については調査していきたい。」、「県としても木を植え、育て、使うというスタンスで取り組んでいる。育樹祭を契機として、さらに県産材のPRを続けていきたい。」といった回答がありました。
また、県幹部の紹介のほか、宗宮清流の国推進部長から、「清流の国ぎふ創生(本県の地方創生)」及び「清流の国ぎふ2020プロジェクトのスポーツの振興」について、市川観光国際局長から、「清流の国ぎふ2020プロジェクトの観光誘客の促進」について説明がありました。
岐阜県町村会臨時総会
2015年06月02日
平成27年5月26日(火)
岐阜県町村会は、平成27年5月26日(火)、ふれあい福寿会館において、臨時総会を開催し、役員の改選を行いました。
新役員は以下のとおり。任期は、平成27年6月1日から平成29年5月31日まで。
会 長 中 川 満 也(不破郡垂井町長)
副会長 岡 﨑 和 夫(揖斐郡池田町長)
副会長 井 戸 敬 二(加茂郡川辺町長)
理 事 木 野 隆 之(安八郡輪之内町長)
理 事 佐 藤 光 宏(加茂郡川辺町長)
監 事 室 戸 英 夫(本巣郡北方町長)
監 事 成 原 茂(大野郡白川村長)
地方創生時代のあるべき町村職員像についての検討員会の実態調査
2015年04月22日
平成27年4月16日(木)~17日(金)
平成27年4月16日(木)~17日(金)、全国町村会が設置している「地方創生時代のあるべき町村職員像についての検討会」の委員が笠松町役場及び東白川村役場を訪れ、広江笠松町長、今井東白川村長と面談し、地方創生時代の町村行政を担っていく職員にはどのような資質、能力が必要とされるのか、そうした職員の確保、処遇はどうするのかという問題について、意見聴取・意見交換が行われました。
広江笠松町長から「笠松町は都市近郊の住宅都市として、今後の人口減少に対して、行政需要を見極めながら体制の整備をしていかなければならない。平成の大合併時に合併協議が破綻になって以降、住民が自分達でできることは自分達でやっていこうとする意識が芽生え始めた。職員は住民協働が円滑に進められるように、人間形成に重きを置いた研修に積極的に参加している。」、一方、今井東白川村長からは「職員の減少により、特に土木建設関係の技術の伝承が難しい状況である。今後、定年退職者等に嘱託として残ってもらい、役場機能を維持できる仕組みの構築を検討している。小さな村なので、住民との関わりも多く、時間外や土日の出勤がボランティアになっている。地域の活動に参加することが、人事評価の対象となるよう評価制度の改正を行っている。受け身で仕事をするのではなく、今後の村をどうしていくか新しい戦略を立てられる職員の育成を考えていかなくてはならない。」といった意見がありました。